お七夜
おしちや
カテゴリ: 文化
生後七日目に行われる日本の伝統的な命名式で、赤ちゃんの名前を正式に披露し、家族や親族で祝う儀式である。平安時代の貴族社会に起源を持ち、当時は生後七日目まで生存できた子の無事を祝う意味合いが強かった。現代のお七夜では命名書 (めいめいしょ) に赤ちゃんの名前を毛筆で記し、神棚や床の間に飾って名前の披露とする。命名書の書式は正式には奉書紙を三つ折りにし、右に「命名」の表題、中央に子の名前 (右上に父母の名と続柄)、左に生年月日を記す。姓名判断を取り入れる場合は、お七夜までに画数や音韻を考えた名前を決めることになる。病院での出産が主流になってからは、退院後に自宅で簡略化したお七夜を行う家庭もあるが、命名の節目としての文化的意義は変わらない。