出生届
しゅっしょうとどけ
カテゴリ: 文化
子の出生から十四日以内に市区町村役場へ提出する届出書類で、戸籍に記載される正式な名前が法的に確定する瞬間である。姓名判断の実践において出生届は極めて重要な意味を持つ。届出に記載した名前が戸籍名となり、以後の改名には家庭裁判所の許可が必要となるため、届出前の命名段階で画数や音韻を十分に検討しておく必要がある。出生届には子の名に使用できる文字が法律で制限されており、常用漢字・人名用漢字・ひらがな・カタカナのみが認められる。姓名判断で理想的な画数配置を追求しても、使用不可の漢字を選んでしまえば届出が受理されない。また、届出期限の十四日間は命名の最終決定に充てられる貴重な時間であり、この期間にお七夜の命名式を行い、家族で名前を確定させる慣習がある。届出の読み仮名欄は法的拘束力を持たない点も留意すべきである。