流派比較
りゅうはひかく
カテゴリ: 名付け実践
姓名判断には複数の流派が存在し、それぞれ画数の数え方・五格の算出法・吉凶の判定基準が異なるため、同一の名前でも流派によって鑑定結果が大きく変わりうる。代表的な流派として、康熙字典体の画数を用いる熊崎式(熊崎健翁が主宰した鑑定機関・五聖閣を発祥母体とする)、現代常用漢字の画数を採用する桑野式、音の響きを重視する立場などがある。流派間の最大の相違点は字体の選択であり、たとえば「辺」の画数を新字体の 5 画とするか、旧字体「邊」の 19 画とするかで五格の計算結果が根本的に変わる。また一文字姓名の仮数処理を行うか否か、外格の算出に霊数を加えるか否かも流派ごとに異なる。流派比較を行う際には、各流派の理論的根拠と歴史的背景を理解した上で、自身の鑑定目的に最も適した体系を選択することが重要である。一つの流派に固執するのではなく、複数の流派で鑑定し、共通して吉と出る名前を選ぶという進め方もある。