幼名
ようみょう
カテゴリ: 命名
武家社会において元服前の子供に付けられた仮の名前。竹千代 (徳川家康) / 吉法師 (織田信長) など、歴史上の人物の幼名が知られている。幼名には「丸」「千代」「若」などの接尾辞が多用され、子供の無事な成長を願う呪術的な意味が込められていた。元服時に正式な諱を授かるまでの暫定的な名前であり、名前の変更が人生の節目と結びつく文化的慣習を示している。姓名判断では、幼名から元服名への改名を運勢の転換点と捉え、この慣習を名前と人生を重ねて見る考え方の歴史的な例とする解釈がある。